CSS break-inside 属性
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定義と使用法
break-inside属性は、指定された要素内でページ切れ(page-break)、列切れ(column-break)または領域切れ(region-break)が発生するかどうかを規定します。
break-inside属性はCSS2のpage-break-inside属性を拡張しています。
break-insideを使用することで、ブラウザに画像、コードスニペット、テーブル、リスト内部での中断を避けるように指示できます。
例
<img>要素内でのページ切れを避ける:
@media print { img { display: block; break-inside: avoid; } }
CSS文法
break-inside: auto|all|always|avoid|avoid-column|avoid-page|avoid-region|column|left|page|recto|region|right|verso|initial|inherit;
属性値
値 | 説明 |
---|---|
auto | デフォルト。要素内で自動的にページ切れ、列切れ、領域切れを行います。 |
avoid | 要素内でページ、列、領域の切れを避ける。 |
avoid-column | 要素内での列切れを避ける。 |
avoid-page | 要素内でのページ切れを避ける。 |
avoid-region | 要素内での分断を避ける。 |
initial | この属性をデフォルト値に設定します。参照してください。 initial。 |
inherit | この属性は親要素から継承されます。参照してください。 inherit。 |
技術的詳細
デフォルト値: | auto |
---|---|
継承: | いいえ |
アニメーション作成: | サポートされていません。参照してください:アニメーション関連属性。 |
バージョン: | CSS3 |
JavaScript文法: | object.style.breakInside="always" |
さらに多くの例
<table>、<ul>、<ol>要素内でのページ切れを避ける:
@media print { table, ul, ol { break-inside: avoid; } }
ブラウザのサポート
テーブルの数字には、この属性を完全にサポートする最初のブラウザのバージョンが記載されています。
Chrome | IE / Edge | Firefox | Safari | Opera |
---|---|---|---|---|
50.0 | 10.0 | 65.0 | 10.0 | 37.0 |
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