JavaScript Object.freeze()
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定義と使用方法
Object.freeze()
オブジェクトに対する任何の変更を防ぐために使用されます。
非厳格モードでは、Object.freeze()
メソッドは無音で失敗します。
厳格モードでは、Object.freeze()
メソッドはTypeErrorをスローします。
凍結されたオブジェクトは読み取り専用です。属性の変更、追加、削除は許可されていません。
使用できます Object.isFrozen()
オブジェクトが凍結されているかどうかを確認するメソッド。
関連するメソッド:
Object.preventExtensions()
属性の追加を阻止するが、変更は許可されます。
Object.seal()
変更を許可しますが、属性の追加と削除を阻止します。
Object.freeze()
属性の変更、追加、削除を阻止します。
Object.isExtensible()
オブジェクトが拡張可能である場合、true を返します。
Object.isSealed()
オブジェクトが密封されている場合、true を返します。
Object.isFrozen()
オブジェクトが凍結されている場合、true を返します。
例
例 1
"use strict" // オブジェクトの作成 const person = { firstName: "Bill", lastName: "Gates", age: 50, eyeColor: "blue" }; // オブジェクトを凍結 Object.freeze(person); // このようにエラーメッセージが表示されます: person.age = 51;
例 2
const fruits = ["Banana", "Orange", "Apple", "Mango"]; Object.freeze(fruits); // このようにエラーメッセージが表示されます: fruits.push("Kiwi");
構文
Object.freeze(object)
パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
object | 必要。凍結するオブジェクト。 |
返り値
タイプ | 説明 |
---|---|
Object | 凍結されたオブジェクト。 |
ブラウザのサポート
Object.freeze()
ECMAScript5 (ES5) の機能です。
2013年7月から、すべての現代ブラウザは完全に ES5(JavaScript 2009)をサポートしています:
Chrome | Edge | Firefox | Safari | Opera |
---|---|---|---|---|
Chrome 23 | IE/Edge 11 | Firefox 21 | Safari 6 | Opera 15 |
2012年9月 | 2012年9月 | 2013年4月 | 2012年7月 | 2013年7月 |
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