XML DOM hasFeature() メソッド

定義と使用法

hasFeature() メソッドは、DOM 実装が特定の特性をサポートしているかどうかを確認します。

文法:

nodeObject.selectNodes(feature, version)
パラメータ 説明
feature

特性名は、テストされるサポートを判断するために使用されます。特性は大文字小文字を区別しません。

以下の表に、2 等DOM標準でサポートされている有効な特性名のセットが示されています。

version

バージョン番号は、テストされるサポートを判断するために使用されるか、null になります。

この特性のすべてのバージョンがサポートされている場合、空文字列("")になります。

2 等DOM標準では、サポートされているバージョン番号は 1.0 と 2.0 です。

返り値

現在の実装が指定された特性の指定されたバージョンを完全にサポートしている場合、返り値は true になります。指定されたバージョンが指定されていない場合、実装が指定された特性のすべてのバージョンを完全にサポートしている場合も、该方法は true を返します。

説明

W3C DOM 標準はモジュール化されており、各実装が標準のすべてのモジュールや特性を実装する必要はありません。このメソッドは、ある DOM 実現が DOM 標準の制定モジュールをサポートしているかどうかを検出するために使用されます。

Internet Explorer 5 と 5.5 は 1 等DOM標準を一部サポートしていますが、IE 6 以前に至るまで、この重要なメソッドをサポートする実装はありませんでした。

以下の表に、feature パラメータとして使用できるモジュール名の完全なセットが示されています。

特性 説明
Core

Node、Element、Document、Text その他すべての DOM 実現が実装する必要がある基本インターフェースを実現

DOM 标準に従うすべての実装は、このモジュールをサポートする必要があります。

HTML HTMLElement、HTMLDocument その他の HTML 専用インターフェースを実現します。
XML Entity、EntityReference、ProcessingInstruction、Notation その他の XML ドキュメント専用のノードタイプを実現します。
StyleSheets 普通のスタイルシートを説明するシンプルなインターフェースを実現します。
CSS CSS スタイルシート特有のインターフェースを実現します。
CSS2 CSS2Properties インターフェースを実現します。
Events 基本的なイベントハンドリングインターフェースを実現します。
UIEvents ユーザーインターフェースイベントを処理するインターフェースを実現します。
MouseEvents マウスイベントを処理するインターフェースを実現します。
HTMLEvents HTML イベントを処理するインターフェースを実現します。
ミュテーションイベント ドキュメント変更イベントを処理するインターフェースを実現します。
レンジ ドキュメント範囲を操作するインターフェースを実現します。
トラバーサル 高度なドキュメント遍歴を行うインターフェースを実現します。
ビュース ドキュメントビューハンドリングのインターフェースを実現します。

参照

Node.isSupported()