XML DOM namedItem()メソッド
定義と用法
namedItem()メソッドは指定された名前を持つノードまたは要素をコレクションから取り出します。
ドキュメントの種類によって、このメソッドの動作も異なります:
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HTMLドキュメントがあれば、このメソッドはまず指定された名前のid属性を持つノードを検索し、一致しない場合、指定された名前のname属性を持つノードを検索します。
HTML ドキュメントをクエリする際に、このメソッドは大文字小文字を区別しません。
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XHTML ドキュメントの場合、このメソッドは指定された名前と一致する id 属性を持つノードのみをクエリします。
HTML ドキュメントをクエリする際に、このメソッドは大文字小文字を区別します。
文法:
htmlcollectionObject.namedItem(name)
パラメータ | 説明 |
---|---|
name | 取得するノードまたは要素の名前。 |
返り値
指定された id または name 属性を持つ要素またはノードを返します。HTMLCollection にそのようなノードがない場合、null を返します。
説明
JavaScript では、HTMLCollection を関連配列として処理し、name を [] 内に配置して配列文法を使用して要素を検索することで、検索がより簡単になります。
例
var c = document.forms; //これは HTMLCollection オブジェクトです var address = c.namedItem("address"); //<form name="address">を検索 var payment = c["payment"]; //もっとシンプルな文法:<form name="payment">を検索 var login = c.login; //これも有効です:<form name="login">を検索