onpasteイベント
定義と使用法
onpasteイベントはユーザーが要素に内容をペーストしたときに発生します。
すべてのHTML要素はonpasteイベントをサポートしていますが、例えば<p>要素のようにcontenteditableが"true"に設定されていない場合、内容をペーストすることはできません(以下の例を参照してください)。
ヒント: onpasteイベントはtype="text"の<input>要素に主に使用されます。
ヒント:要素に内容をペーストする方法は3種類あります:
- CTRL + V
- ブラウザの編集メニューから「ペースト」を選択します
- 右クリックメニューから「ペースト」コマンドを選択します
インスタンス
例1
<input>要素にテキストをペーストしたときにJavaScriptを実行します:
<input type="text" onpaste="myFunction()" value="ここに何かをペーストしてください">
例2
<p>要素にテキストをペーストしたときにJavaScriptを実行します(contenteditableが"true"に設定されていますので注意してください):
<p contenteditable="true" onpaste="myFunction()">この段落の中に何かをペーストしてみてください。</p>
文法
HTMLで:
<要素 onpaste="myScript">
JavaScriptで:
オブジェクト.onpaste = function(){myScript};
JavaScriptでaddEventListener()メソッドを使用する方法:
オブジェクト.addEventListener("paste", myScript);
注:Internet Explorer 8 またはそれ以前のバージョンはサポートしていません addEventListener() メソッド。
技術的詳細
バブル: | サポート |
---|---|
キャンセル可能: | サポート |
イベントタイプ: | ClipboardEvent |
サポートされる HTML タグ: | すべての HTML 要素 |
ブラウザのサポート
イベント | Chrome | IE | Firefox | Safari | Opera |
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onpaste | サポート | サポート | サポート | サポート | サポート |