ASP QueryString コレクション
定義と用法
QueryString コレクションは、HTTP クエリ文字列の変数値を取得するために使用されます。
HTTP クエリ文字列 (HTTP query string) は、クエスチョンマーク (?) の後の値で指定されます。例えば:
<a href="test.asp?txt=this is a query string test">クエリ文字列付きのリンク</a>
上記のコードは、txt という名前の変数を生成し、値は "this is a query string test" です。
クエリ文字列は、フォームの送信や、ユーザーがブラウザのアドレスバーに入力した値で生成できます。
文法
Request.QueryString(variable)[(index)|.Count]
パラメータ | 説明 |
---|---|
variable | 必須。HTTP クエリ文字列から取得する変数名 |
index | 任意。変数に複数の値を指定します。1 から Request.QueryString(variable).Count まで |
インスタンス
例 1
クエリ文字列中のすべての変数 n の値を巡回します:
仮定して、これは送信されたリクエストです:
http://www.codew3c.com/test/names.asp?n=John&n=Susan
そして names.asp には以下のコードが含まれています:
<% for i=1 to Request.QueryString("n").Count Response.Write(Request.QueryString("n")(i) & "<br />") next %>
ファイル names.asp は以下のように表示されます:
John Susan
例 2
仮定して、これは送信された文字列です:
http://www.codew3c.com/test/names.asp?name=John&age=30
上記のコードは以下の QUERY_STRING 値を生成します:
name=John&age=30
今では、これらの情報をスクリプトで使用できます:
こんにちは、<%=Request.QueryString("name")%>。 あなたの年齢は <%= Request.QueryString("age")%> です。
出力:
Hi, John. Your age is 30.
表示する変数の値を指定していない場合、例えば:
クエリ文字列は:<%=Request.QueryString%>
出力はこのようになります:
クエリ文字列は:name=John&age=30