ASP Folder オブジェクト

Folder オブジェクトは、指定されたフォルダに関する情報を返すために使用されます。

Folder オブジェクト

Folder オブジェクトは、指定されたフォルダーに関する情報を返すために使用されます。

Folder オブジェクトを操作するには、FileSystemObject オブジェクトを通じて Folder オブジェクトのインスタンスを作成する必要があります。まず、FileSystemObject オブジェクトを作成し、FileSystemObject オブジェクトの GetFolder メソッドを使用してこの Folder オブジェクトを例示します。

以下のコードは、FileSystemObject オブジェクトの GetFolder メソッドを使用してこの Folder オブジェクトを例示し、DateCreated 属性を使用して指定されたファイルの作成日を返します:

<%
Dim fs,fo
Set fs=Server.CreateObject("Scripting.FileSystemObject")
Set fo=fs.GetFolder("c:\test")
Response.Write("Folder created: " & fo.DateCreated)
set fo=nothing
set fs=nothing
%>

出力:

Folder created: 10/22/2001 10:01:19 AM

Folder オブジェクトの集合、属性およびメソッド

集合

集合 説明
Files 指定されたフォルダー内のすべてのフォルダーの集合を返します。
SubFolders 指定されたフォルダー内のすべてのサブフォルダーの集合を返します。

属性

属性 説明
Attributes 指定されたフォルダーの属性を設定または返します。
DateCreated 指定されたフォルダーが作成された日付と時間を返します。
DateLastAccessed 指定されたフォルダーが最後にアクセスされた日付と時間を返します。
DateLastModified 指定されたフォルダーが最後に変更された日付と時間を返します。
Drive 指定されたフォルダーが属するドライブのドライブ文字を返します。
IsRootFolder フォルダーがルートフォルダーである場合、tureを返し、そうでない場合、falseを返します。
Name 指定されたフォルダーの名前を設定または返します。
ParentFolder 指定されたフォルダーの親フォルダーを返します。
Path 指定されたファイルのパスを返します。
ShortName 指定されたフォルダーの短い名前を返します。(8.3 命名規約)
ShortPath 指定されたフォルダーの短いパスを返します。(8.3 命名規約)
Size 指定されたフォルダーのサイズを返します。
Type 指定されたフォルダーのタイプを返します。

方法

方法 説明
コピー 指定されたフォルダを一つの位置から別の位置にコピーします。
Delete 指定されたフォルダを削除します。
Move 指定されたフォルダを一つの位置から別の位置に移動します。
CreateTextFile 指定されたフォルダに新しいテキストファイルを作成し、そのファイルにアクセスするためのTextStreamオブジェクトを返します。