XHTMLモジュール
XHTMLモジュール化モデルはXHTMLのモジュールを定義します。
XHTMLモジュール化の理由
XHTMLはシンプルかつ大規模な言語です。XHTMLには、ウェブ開発者が必要とするほとんどの機能が含まれています。
特定の用途にはXHTMLが大きすぎて複雑すぎますが、他の用途には単純すぎます。
XHTMLをいくつかのモジュールに分割することで、W3Cは小さくて明確に定義されたXHTML要素のセットを作り出しました。これらの要素は単独で簡単なデバイスに適用されるだけでなく、他のXML標準と組み合わせて大規模で複雑なアプリケーションに適用することもできます。
モジュール化されたXHTMLを使用することで、製品やソフトウェアのデザイナーは以下のことができます:
- 特定のデバイスがサポートする要素を選択します。
- XHTML標準を破壊しないように、XMLを使用してXHTMLを拡張します。
- 小型デバイス向けにXHTMLを簡素化します。
- 新しいXML機能(例えばMathML、SVG、音声とマルチメディア)を追加して、複雑なアプリケーションに対してXHTMLを拡張します。
- XHTMLフレームワークを定義します。例えば、XHTML BASIC(携帯デバイス向けのXHTMLサブセット)。
XHTMLモジュール
W3CはXHTMLの定義を28種類のモデルに分類しました:
モジュール名 | 説明 |
---|---|
Applet Module(Appletモジュール) | 廃止されたapplet要素を定義します。 |
Base Module(基本モジュール) | 基本要素を定義します。 |
Basic Forms Module (基础表单模块) | 基本的なフォームモジュール(基本フォームモジュール) |
基本的なフォーム要素(forms)の定義 | 基本的なテーブルモジュール(基本テーブルモジュール) |
基本的なテーブル要素(table)の定義 | バイダイレクションテキストモジュール(双向テキストモジュール) |
bdo要素の定義 | クライアントサイドイメージマップモジュール(クライアントサイドイメージマップモジュール) |
クライアントサイドイメージマップ要素(image map elements)の定義 | エディットモジュール(編集モジュール) |
編集要素の削除および挿入の定義 | フォームモジュール(フォームモジュール) |
全てのフォームで使用される要素の定義 | フレームモジュール(フレームモジュール) |
フレームセット要素の定義 | a要素の定義 |
Iframeモジュール(内联フレームモジュール) | iframe要素の定義 |
画像モジュール(画像モジュール) | 画像要素(img)の定義 |
内在的イベントモジュール() | イベント属性(event)の定義、例えばonblurおよびonchange |
レガシーモジュール(遗留モジュール) | 廃止された要素および属性の定義 |
リンクモジュール(リンクモジュール) | リンク要素(link)の定義 |
リストモジュール(リストモジュール) | リスト要素(ol、li、ul、dd、dtおよびdl)の定義 |
メタ情報モジュール(元情報モジュール) | meta要素の定義 |
名前識別モジュール(名称識別モジュール) | 廃止されたname属性の定義 |
オブジェクトモジュール(オブジェクトモジュール) | オブジェクト要素(object)およびparam要素の定義 |
プレゼンテーションモジュール(表示モジュール) | 表示要素(bおよびi)の定義 |
スクリプティングモジュール(スクリプトモジュール) | スクリプト(script)およびノースクリプト(noscript)要素の定義 |
サーバーサイドイメージマップモジュール(サーバーサイドイメージマップモジュール) | サーバーサイドイメージマップ要素の定義 |
構造モジュール(構造モジュール) | 以下要素を定義します:html、head、titleおよびbody。 |
スタイル属性モジュール | スタイル属性を定義する |
スタイルシートモジュール | スタイル要素を定義する |
テーブルモジュール | テーブル内の要素を定義する |
ターゲットモジュール | ターゲット属性を定義する |
テキストモジュール | テキストコンテナ要素(例えばpとh1)を定義する |
*注:廃止された要素はXHTMLで使用すべきではありません。