ASP.NET RangeValidator コントロール
定義と使用方法
RangeValidator コントロールは、ユーザーが入力した値が2つの値の間に位置するかどうかを検出します。数字、日付、文字など、異なるタイプの値を比較できます。
注記:入力コントロールが空の場合、バリデーションは失敗しません。必須フィールドとしてフィールドを設定するために RequiredFieldValidator コントロールを使用してください。
注記:入力値が指定されたデータタイプに変換できない場合でも、バリデーションは失敗しません。CompareValidator コントロールを使用して、Operator 属性を ValidationCompareOperator.DataTypeCheck に設定すると、入力値のデータタイプを確認できます。
属性
属性 | 説明 |
---|---|
BackColor | RangeValidator コントロールの背景色 |
ControlToValidate | バリデーションするコントロールの id |
Display |
バリデーションコントロールの表示行動。 合法な値には:
|
EnableClientScript | クライアントバリデーションを有効にするかどうかを指定する布尔値。 |
Enabled | バリデーションコントロールを有効にするかどうかを指定する布尔値。 |
エラーメッセージ |
検証に失敗した場合に ValidationSummary コントロールに表示されるテキスト 注:Text プロパティが設定されていない場合、テキストもこの検証コントロールに表示されます。 |
ForeColor | このコントロールの前景色。 |
id | コントロールのユニークな ID。 |
IsValid | ブール値、関連する入力コントロールが検証を通過したかどうかを示します。 |
MaximumValue | 入力コントロールの最大値を指定します。 |
MinimumValue | 入力コントロールの最小値を指定します。 |
runat | このコントロールがサーバーコントロールであることを指定します。必ず「server」に設定する必要があります。 |
タイプ |
検証する値のデータ型を指定します。タイプには:
|
テキスト | 検証に失敗した場合に表示されるメッセージ |
インスタンス
- RangeValidator
- この例では、.aspx ファイルで TextBox コントロール、Button コントロール、および RangeValidator コントロールを宣言しました。検証に失敗すると、RangeValidator コントロールに「The date must be between 1/1/2002 and 31/5/2002!」テキストが表示されます。
- RangeValidator 2
- この例では、.aspx ファイルで TextBox コントロール、Button コントロール、Label コントロール、および RangeValidator コントロールを宣言しました。submit() 関数はページが有効かどうかを検出します。有効であれば、Label コントロールに「The page is valid!」を返します。無効であれば、Label コントロールに「The page is not valid!」を返します。検証に失敗すると、RangeValidator コントロールに「The value must be from 1 to 100!」が表示されます。