ASP.NET CustomValidatorコントロール

定義と使用方法

CustomValidatorコントロールは、ユーザー定義の検証を実行するために入力コントロールに対して検証を行うことができます。

属性

属性 説明
BackColor CustomValidatorコントロールの背景色。
ClientValidationFunction

検証に使用するカスタムクライアントスクリプト関数の名前を指定します。

注釈:スクリプトはブラウザがサポートする言語で書かれなければなりません、例えばVBScriptやJScript

VBScriptを使用する場合、関数はフォーム内に配置する必要があります:

Sub FunctionName (source, arguments)

JScriptを使用する場合、関数はフォーム内に配置する必要があります:

Function FunctionName (source, arguments)

ControlToValidate バリデーションする入力コントロールの ID。
Display

バリデーションコントロールにエラーメッセージを表示する動作

合法な値は:

  • None - バリデーションメッセージはインラインで表示されません。
  • Static - ページレイアウト内にバリデーションメッセージを表示するためのスペースを割り当てます。
  • Dynamic - バリデーション失敗時にバリデーションメッセージを表示するためのスペースをページに動的に追加します。
EnableClientScript ブール値、クライアントサイドバリデーションが有効化されているかどうかを示します。
Enabled ブール値、バリデーションコントロールが有効化されているかどうかを示します。
ErrorMessage

バリデーション失敗時に ValidationSummary コントロールに表示されるエラーメッセージのテキスト

注:ErrorMessage 属性が設定されているが、Text 属性が設定されていない場合、バリデーションコントロールに ErrorMessage 属性の値も表示されます。

ForeColor コントロールの前景色。
id コントロールのユニークな ID。
IsValid ブール値、関連付けられた入力コントロールがバリデーションを通過したかどうかを示します。
OnServerValidate 実行されるサーバーサイドバリデーションスクリプト関数の名前を指定します。
runat このコントロールがサーバーコントロールであることを指定します。"server" に設定する必要があります。
テキスト バリデーション失敗時に表示されるテキスト

インスタンス

CustomValidator
この例では、.aspx ファイルで 2つの Label コントロール、1つの TextBox コントロール、1つの Button コントロール、および 1つの CustomValidator コントロールを宣言しました。user() 関数は入力値の長さを検出します。長さが 8 未満または 16 より大きい場合、CustomValidator コントロールに「ユーザー名は 8 から 16 文字の間でなければなりません!」というテキストが表示されます。