ADO Executeメソッド
定義と使用方法
Executeメソッドは指定されたクエリ、SQL文、ストレージプロシージャ、またはプロバイダ固有のテキストを実行します。
CommandTextパラメータが行ごとに返されるクエリを指定している場合、実行された結果は新しいRecordsetオブジェクトに格納されます。このコマンドが行ごとに返されるクエリでない場合、プロバイダは閉じたRecordsetオブジェクトを返します。
コメント：返されるRecordsetオブジェクトは常に読み取り専用で、前方向のカーソルです。
ヒント：機能が豊富なRecordsetオブジェクトが必要な場合、まずはRecordsetオブジェクトを作成し、必要な属性を設定し、その後、RecordsetオブジェクトのOpenメソッドを使用してクエリを実行し、必要なカーソルタイプを返します。
文法：行を返すコマンド文字列に対して：
Set objrs=objconn.Execute(commandtext,ra,options)
文法：行を返さないコマンド文字列に対して：
objconn.Execute commandtext,ra,options
| パラメータ | 説明 |
|---|---|
| commandtext | 必須。実行する SQL ステートメント、テーブル名、ストレージプロシージャ、URL、またはプロバイダ固有のテキスト。 |
| ra | オプション。クエリに影響を与えるレコードの数。 |
| options | オプション。プロバイダが commandtext パラメータを設定する方法を設定します。1つまたは複数のオプションが指定できます。 CommandTypeEnum または ExecuteOptionEnum デフォルトは adCmdUnspecified です。 |
例
<% sql="SELECT companyname FROM Customers" Set rs=conn.Execute(sql) %>
