XSD 簡易要素
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XML Schema は XML ファイルの要素を定義できます。
シンプルな要素はテキストのみを含む要素です。他の要素や属性は含まれません。
シンプルな要素とは何ですか?
シンプルな要素はテキストのみを含む要素です。他の要素や属性は含まれません。
ただし、「テキストのみを含む」という限定は、誤解を招きやすいです。テキストには多くの種類があります。それは XML Schema で定義されている型(ブール、文字列、データなど)の一つかもしれませんが、独自に定義したカスタムタイプでもあります。
データ型に限定(フェイシズ)を追加することで、その内容を制限したり、特定のパターンにデータをマッチさせることができます。
シンプルな要素の定義
シンプルな要素の定義法:
<xs:element name="xxx" type="yyy"/>
ここでは xxx は要素の名前、yyy は要素のデータ型を指します。XML Schema には多くの内蔵データ型があります。
最も常用されるタイプは:
- xs:string
- xs:decimal
- xs:integer
- xs:boolean
- xs:date
- xs:time
例:
以下にいくつかの XML 要素が示されています:
<lastname>Smith</lastname> <age>28</age> <dateborn>1980-03-27</dateborn>
以下にシンプルな要素の定義が示されています:
<xs:element name="lastname" type="xs:string"/> <xs:element name="age" type="xs:integer"/> <xs:element name="dateborn" type="xs:date"/>
シンプルな要素のデフォルト値と固定値
シンプルな要素には指定されたデフォルト値や固定値を持つことができます。
他の値が指定されていない場合、デフォルト値が自動的に要素に割り当てられます。
以下の例では、デフォルト値は "red" です:
<xs:element name="color" type="xs:string" default="red"/>
固定値はまた自動的に要素に割り当てられ、別の値を指定することはできません。
以下の例では、固定値は "red" です:
<xs:element name="color" type="xs:string" fixed="red"/>
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