XSLT <xsl:apply-imports>要素

XSLT 要素

定義と使用法

<xsl:apply-imports>要素は、インポートされたスタイルシートからのテンプレートルールを適用できます。

インポートされたスタイルシートのテンプレートルールの優先順位は、メインのスタイルシートのテンプレートルールよりも低です。インポートされたスタイルシートのテンプレートルールを使用して、メインのスタイルシートの等価なルールではなく、特定のルールを使用したい場合、<xsl:apply-imports>要素を使用します。

文法

<xsl:apply-imports/>

属性

なし

例

例えば、「standard.xsl」という名前のスタイルシートがあり、message要素のテンプレートルールを含んでいると仮定します：

<?xml version="1.0" encoding="ISO-8859-1"?>
<xsl:stylesheet version="1.0"
xmlns:xsl="http://www.w3.org/1999/XSL/Transform">
<xsl:template match="message">
  <h2><xsl:apply-templates/></h2>
</xsl:template>
</xsl:stylesheet>

別のスタイルシートが「standard.xsl」を読み込んで、messageを変更することができます：

<?xml version="1.0" encoding="ISO-8859-1"?>
<xsl:stylesheet version="1.0"
xmlns:xsl="http://www.w3.org/1999/XSL/Transform">
<xsl:import href="standard.xsl"/>
<xsl:template match="message">
  <div style="border:solid blue">
  <xsl:apply-imports/>
  </div>
</xsl:template>
</xsl:stylesheet>

結果は：以下のメッセージを格子の要素に変換します：

<div style="border:solid blue"><h2>...</h2></div>

XSLT 要素