XLinkおよびXPointerの構文
XLink文法
HTMLでは、<a>要素がハイパーリンクを定義できることを知っています。しかし、XMLではそうではありません。XMLドキュメント内では、必要な名前の要素を使用することができます - したがって、ブラウザにとってXMLドキュメント内でどのハイパーリンク要素が使用できるかは予測できません。
XMLドキュメント内でハイパーリンクを定義する方法は、要素にハイパーリンクとして使用できるタグを配置することです。
以下は、XMLドキュメントでXLinkを使用してリンクを作成する簡単な例です:
<?xml version="1.0"?> <homepages xmlns:xlink="http://www.w3.org/1999/xlink"> <homepage xlink:type="simple" xlink:href="http://www.codew3c.com">Visit CodeW3C.com</homepage> <homepage xlink:type="simple" xlink:href="http://www.w3.org">Visit W3C</homepage> </homepages>
XLinkの属性や特性にアクセスするために、ドキュメントの先頭にXLink名前空間を宣言する必要があります。
XLinkの名前空間は、「http://www.w3.org/1999/xlink」です。
<homepage>要素のxlink:typeおよびxlink:href属性は、XLink名前空間のtypeおよびhref属性を定義します。
xlink:type="simple"では、単方向リンクを作成できます(「ここからどこまで」を意味しています)。多方向リンク(多端リンク)についても後で研究します。
XPointerの構文
HTMLでは、HTMLページ内の特定のブックマークに指すハイパーリンク(#を使用して)を作成できます。
特定の内容を指すことがより良い場合があります。例えば、特定のリストの第三个项目や、第五段落の第二行に指す必要がある場合、XPointerを使用して簡単に実現できます。
ハイパーリンクがXMLドキュメントを指す場合、xlink:href属性にXPointer部分をURLの後ろに追加することで、ドキュメント内の特定の場所にナビゲート(XPath表現を使用して)できます。
以下の例では、ユニークなid「rock」を使用して、リスト内の第五个项目にXPointerを指します。
href="http://www.example.com/cdlist.xml#id('rock').child(5,item)"