SQL SELECT INTO 文

SQL SELECT INTO 文法は、テーブルのバックアップコピーを作成するために使用できます。

SELECT INTO 文法

SELECT INTO 文法は、一つのテーブルからデータを選択し、それを別のテーブルに挿入します。

SELECT INTO 文法は、テーブルのバックアップコピーを作成したり、レコードのアーカイブに使用されます。

SQL SELECT INTO 文法

すべての列を新しいテーブルに挿入できます:

SELECT *
INTO new_table_name [IN externaldatabase] 
FROM old_tablename

または、新しいテーブルに必要な列のみを挿入する:

SELECT column_name(s)
INTO new_table_name [IN externaldatabase]
FROM old_tablename

SQL SELECT INTO 例 - バックアップコピーの作成

以下の例では、"Persons" テーブルのバックアップコピーを作成します:

SELECT *
INTO Persons_backup
FROM Persons

IN 子句は、別のデータベースにテーブルをコピーするために使用できます:

SELECT *
INTO Persons IN 'Backup.mdb'
FROM Persons

特定のフィールドをコピーしたい場合、SELECT 文の後にこれらのフィールドをリストに挙げることができます:

SELECT LastName,FirstName
INTO Persons_backup
FROM Persons

SQL SELECT INTO 例 - WHERE 子句付き

WHERE 子句も追加できます。

以下の例では、"Persons" テーブルから "Beijing" に住む人々の情報を抽出し、2つの列を持つ "Persons_backup" という名前のテーブルを作成します:

SELECT LastName,Firstname
INTO Persons_backup
FROM Persons
WHERE City='Beijing'

SQL SELECT INTO 例 - 結合されたテーブル

1つ以上のテーブルからデータを選択することもできます。

以下の例では、"Persons_Order_Backup" という名前の新しいテーブルを作成し、Persons と Orders の2つのテーブルから取得した情報を含むことを示します:

SELECT Persons.LastName,Orders.OrderNo
INTO Persons_Order_Backup
FROM Persons
INNER JOIN Orders
ON Persons.Id_P=Orders.Id_P