XSD文字列データタイプ

文字データ型は、文字を含む値を保持できるように設計されています。

文字データ型(String Data Type)

文字データ型は文字、改行、戻りカーソル、およびタブを含むことができます。

以下はあるscheme内の文字宣言に関する例です:

<xs:element name="customer" type="xs:string"/>

ドキュメント内の要素は以下のように見えるべきです:

<customer>John Smith</customer>

またはそのようなもの:

<customer>John Smith</customer>

注記:文字データ型を使用する場合、XMLプロセッサーはその値を変更しません。

規格化文字列データ型(NormalizedString Data Type)

規格化文字列データ型もまた文字データ型から派生しています。

規格化文字列データ型もまた文字を含むことができますが、XMLプロセッサーは折行、戻りカーソル、およびタブを削除します。

以下はあるschema内の規格化文字列データ型に関する例です:

<xs:element name="customer" type="xs:normalizedString"/>

ドキュメント内の要素は以下のように見えるべきです:

<customer>John Smith</customer>

またはそのようなもの:

<customer>John Smith</customer>

注記:この例では、XMLプロセッサーはすべてのタブをスペースに置き換えます。

Tokenデータ型(Token Data Type)

Tokenデータ型もまた文字データ型から派生しています。

Tokenデータ型もまた文字を含むことができますが、XMLプロセッサーは改行、戻りカーソル、タブ、先頭および末尾のスペース、および(連続の)スペースを削除します。

以下はschema内のtoken宣言に関する例です:

<xs:element name="customer" type="xs:token"/>

ドキュメント内の要素は以下のように見えるべきです:

<customer>John Smith</customer>

またはそのようなもの:

<customer>John Smith</customer>

注記:この例では、XMLパーサーはタブを削除します。

文字データ型

以下のすべてのデータ型は、文字データ型から派生しています(文字データ型自体を除きます)!

名前 説明
ENTITIES  
ENTITY  
ID XML内でID属性の文字列を提出します(schema属性と一緒に使用される)
IDREF XML内でIDREF属性の文字列を提出します(schema属性と一緒に使用される)
IDREFS language 合法な言語IDを含む文字列
Name 合法なXML名を含む文字列
NCName  
NMTOKEN XML内でNMTOKEN属性の文字列(schema属性と一緒に使用される)を提出します
NMTOKENS  
normalizedString 改行符、エンターキーまたはタブを含まない文字列
QName  
string 文字列
token 改行符、エンターキーまたはタブ、先頭または末尾のスペース、または連続するスペースを含まない文字列

文字列データタイプの限定(制約)

文字列データタイプと一緒に使用できる限定:

  • enumeration
  • length
  • maxLength
  • minLength
  • pattern (NMTOKENS、IDREFSおよびENTITIESを使用できない制約)
  • whiteSpace