XML Schema sequence 要素

XML Schema リファレンスマニュアルに戻る

定義と使用法

sequence 要素は、グループ内の要素が指定された順序で含まれる要素に現れることを要求します。各サブ要素は0回から任意回数現れます。

要素情報

出現回数 グループ内で一度のみ；それ以外は無制限。
親要素 group、choice、sequence、complexType、restriction (simpleContent)、extension (simpleContent)、restriction (complexContent)、extension (complexContent)
内容 annotation、any、choice、element、group、sequence

文法

<sequence
id=ID
maxOccurs=nonNegativeInteger|unbounded
minOccurs=nonNegativeInteger
任意の属性
>
(annotation?,(element|group|choice|sequence|any)*)
</sequence>

（? この要素は sequence 要素内で 0 回または 1 回のみ現れることが宣言されています。）

属性 説明
id オプションで、この要素のユニークな ID を指定します。
maxOccurs オプションで、任意要素が親要素に現れる最大回数を指定します。この値は 0 以上の整数です。最大回数に制限を設けたくない場合は、文字列「unbounded」を使用してください。デフォルト値は 1 です。
minOccurs オプションで、任意要素が親要素に現れる最小回数を指定します。この値は 0 以上の整数です。この any グループがオプションであることを指定するには、この属性を 0 に設定してください。デフォルト値は 1 です。
任意の属性 オプションで、non-schema ナンスペースを持つ任意の他の属性を指定できます。

例

例 1

この例は「personinfo」要素に対する宣言で、この要素は以下の 5 つの要素「firstname」、「lastname」、「address」、「city」、「country」を順序に含む必要があります。

<xs:element name="personinfo">
  <xs:complexType>
    <xs:sequence>
      <xs:element name="firstname" type="xs:string"/>
      <xs:element name="lastname" type="xs:string"/>
      <xs:element name="address" type="xs:string"/>
      <xs:element name="city" type="xs:string"/>
      <xs:element name="country" type="xs:string"/>
    </xs:sequence>
  </xs:complexType>
</xs:element>

例 2

この例は「pets」要素に対する宣言で、0個または複数の dogおよびcat要素を含むことができます：

<xs:element name="pets">
  <xs:complexType>
    <xs:sequence minOccurs="0" maxOccurs="unbounded">
      <xs:element name="dog" type="xs:string"/>
      <xs:element name="cat" type="xs:string"/>
    </xs:sequence>
  </xs:complexType>
</xs:element>

XML Schema リファレンスマニュアルに戻る