RSS <item> 要素

各<item>要素はRSSフィード内の1つの記事や"story"を定義できます。

<item>要素

以下のRSSドキュメントをご覧ください:

<?xml version="1.0" encoding="ISO-8859-1" ?>
<rss version="2.0"><channel>
  <title>CodeW3C.com Home Page</title>
  <link>http://www.codew3c.com</link>
  <description>Free web building tutorials</description>
  <item>
    <title>RSS Tutorial</title>
    <link>http://www.codew3c.com/rss</link>
    <description>New RSS tutorial on CodeW3C.com</description>
  </item>
</channel></rss>

前述したように、各 <item> 要素は RSS フィード中の 1 つの記事や story を定義できます。

<item> 要素には 3 つの必須子要素があります:

  • <title> - プロジェクトのタイトルを定義。(例えば RSS 教程)
  • <link> - プロジェクトに到達するハイパーリンクを定義。(例えば http://www.codew3c.com/rss)
  • <description> - このプロジェクト(例えば CodeW3C の RSS 教程)を説明

また、<item> にはいくつかの選択的な子要素が存在します。以下で最も重要ないくつかを紹介します。

<author> 要素

<author> 子要素は、項目の著者のメールアドレスを指定するために使用されます。

注記:スパムメールを防ぐために、一部の開発者はこの <author> 要素を使用しません。

上記の RSS ドキュメントの項目の著者は以下のようになるかもしれません:

<author>service@codew3c.com</author>

<comments> 要素

<comments> 子要素は、項目に関連するコメントを項目に結びつけることを許可しています。

上記の RSS ドキュメントの項目のコメントは以下のようになるかもしれません:

<comments>http://www.codew3c.com/comments</comments>

<enclosure> 要素

<enclosure> 子要素は、メディアファイルを項目にインポートするのに許可されています。

<enclosure> 要素には 3 つの必須属性があります:

  • url - このメディアファイルへの URL を定義
  • length - このメディアファイルの長さ(バイト)を定義
  • type - メディアファイルのタイプを定義

上記のRSSドキュメントでは、プロジェクトに含まれるメディアファイルは以下のようになります:

<enclosure url="http://www.codew3c.com/rss/rss.mp3" length="5000" type="audio/mpeg" /> 

RSS <item> リファレンスマニュアル

要素 説明
<author> オプションです。プロジェクトの作者のメールアドレスを指定します。
<category> オプションです。プロジェクトが属する一つまたは複数のカテゴリを定義します。
<comments> オプションです。プロジェクトに関連するコメント(ファイル)にリンクを許可します。
<description> 必須です。このプロジェクトを説明します。
<enclosure> オプションです。メディアファイルを項目にインポートすることが許可されています。
<guid> オプションです。プロジェクトにユニークな識別子を定義します。
<link> 必須です。このプロジェクトを指すハイパーリンクを定義します。
<pubDate> オプションです。このプロジェクトの最終公開日を定義します。
<source> オプションです。このプロジェクトに第三者ソースを指定します。
<title> 必須です。このプロジェクトのタイトルを定義します。