JSON 语法

JSONの構文はJavaScriptの構文のサブセットです。

JSONの構文規則

JSONの構文はJavaScriptオブジェクト記法の構文から派生しています:

  • データは名前/値対内に含まれます。
  • データはカンマで区切られます。
  • データをオブジェクトに収めます。
  • カンマで区切られたデータを配列に収めます。

JSONデータ - 名前と値

JSONデータは名前/値対として書かれます。

名前/値はフィールド名から成り、その後コロンと値で構成されます:

"name":"Bill Gates"

JSONの名前はダブルクォートが必要ですが、JavaScriptの名前は必要ありません。

JSON - 値をJavaScriptオブジェクトとして求めます

JSON形式はほぼJavaScriptオブジェクトに等しいです。

JSONでは、キーはダブルクォートで囲まれた文字列でなければなりません:

JSON

{ "name":"Bill Gates" }

JavaScriptでは、キーは文字列、数字、または識別子名のいずれかです:

JavaScript

{ name:"Bill Gates" }

JSON値

JSONでは、値は以下のデータ型のいずれかです:

  • 文字列
  • 数字
  • オブジェクト(JSONオブジェクト)
  • 配列
  • ブール
  • null

JavaScriptでは、以下に示すものが値として使用できます。他にも有効なJavaScript表現が含まれます:

  • 関数
  • 日付
  • undefined

JSONでは、文字列値はダブルクォートで囲まなければなりません:

JSON

{ "name":"Bill Gates" }

JavaScriptでは、ダブルクォートまたはシングルクォートを使用して文字列値を記述できます:

JavaScript

{ name:'Bill Gates' }

JSONはJavaScriptの構文を使用します

JSONの構文はJavaScriptのオブジェクト記法から派生したため、JavaScriptでのJSON処理にはほとんど他の追加ソフトウェアが必要ありません。

JavaScriptを使って、オブジェクトを作成しデータを割り当てることができます。例えば、以下のようになります:

var person =  { name : "Bill Gates", age : 62, city : "Seattle" };

JavaScript オブジェクトを以下のようにアクセスできます:

// Bill Gates を返します
person.name;

実際に試してみましょう

また、以下のようにアクセスできます:

// Bill Gates を返します
person["name"];

実際に試してみましょう

以下のようにデータを修正できます:

person.name = "Steve Jobs";

実際に試してみましょう

また、以下のように修正することもできます:

person["name"] = "Steve Jobs";

実際に試してみましょう

このチュートリアルの後で、JavaScript オブジェクトを JSON に変換する方法を学びます。

JavaScript 配列としての JSON

JavaScript オブジェクトを JSON として使用するのと同じように、JavaScript 配列も JSON として使用できます。

このチュートリアルの後で、JSON 配列に関するさらに多くの知識を学びます。

JSON ファイル

  • JSON ファイルのファイルタイプは ".json" です
  • JSON テキストの MIME タイプは "application/json" です