E4X How To

E4X を使用して、XML ドキュメントを JavaScript オブジェクトとして定義できます。

E4X インスタンス

例として、便箋を表す XML ドキュメントを解析および編集することができます。

この XML ドキュメントはこんな感じです:

<note>
<date>2008-08-08</date>
<to>George</to>
<from>John</from>
<heading>リマインダー</heading>
<body>ミーティングを忘れないでください!</body>
</note>

この XML ドキュメントを「note」という名前の文字列に保存すると、以下の JavaScript ステートメントを書いて、それを「x」という名前の XML オブジェクト変数に読み込むことができます:

var x = new XML(note)

または、XML テキストを使用して直接 XML オブジェクト変数に値を設定できます:

var x = new XML()
x=
<note>
<date>2008-08-08</date>
<to>George</to>
<from>John</from>
<heading>リマインダー</heading>
<body>ミーティングを忘れないでください!</body>
</note>

XML は JavaScript オブジェクトです

E4X を使用して、Date や Math オブジェクトと同様に XML オブジェクトを宣言できます:

var x = new XML()
var y = new Date()
var z = new Array()

XML ドキュメントを XML オブジェクトとして宣言し、解析および操作することが非常に簡単です。

上記の例に従って、JavaScript ステートメントを書いてみましょう:

document.write(x.from)

次のように出力されます:

John

非常に簡単です。あなたはどう思いますか?