Sass 自省関数

Sass 自省関数

スタイルシートを構築する際には、内省（Introspection）関数はめったに使用されません。

しかし、コードが正常に動作しない場合、内省関数は非常に有価です - 何が起こったのかを把握できます：例えば、デバッグ関数。

以下のテーブルには、Sass内省関数のすべてが記載されています：

関数 説明と例
call(function, arguments...) 引数付きの関数を呼び出し、結果を返します。
content-exists() 現在のmixinが@contentブロックを渡されたか確認します。
feature-exists(feature)

現在のSass実装がそのfeatureをサポートしているか確認します。 feature。

例：

feature-exists("at-error");

結果：true
function-exists(functionname)

指定された関数が存在するか確認します。

例：

function-exists("nonsense")

結果：false
get-function(functionname, css: false) 指定された関数を返します。cssがtrueの場合、通常のCSS関数を返します。
global-variable-exists(variablename)

指定のグローバル変数が存在するか確認します。

例：

variable-exists(a)

結果：true
inspect(value) 返り値の文字列表現を返します。
mixin-exists(mixinname)

指定された mixin が存在するかを確認します。

例：

mixin-exists("important-text")

結果：true
type-of(value)

返り値のタイプです。以下のいずれかです：

  • number
  • string
  • color
  • list
  • map
  • bool
  • null
  • function
  • arglist

例：

type-of(15px)

結果：number

type-of(#ff0000)

結果：color
unit(number)

数値に関連する単位を返します。

例：

unit(15px)

結果：px
unitless(number)

指定された数値が関連する単位を持つかを確認します。

例：

unitless(15px)

結果：false

unitless(15)

結果：true
variable-exists(variablename)

指定された変数が現在のスコープに存在するかを確認します。

例：

variable-exists(b)

結果：true