PHP mysql_pconnect()関数
定義と使用法
mysql_pconnect()関数はMySQLサーバーへの持続接続を開きます。
mysql_pconnect()とmysql_connect()は非常に似ていますが、主な違いが2つあります:
- 接続する際に、この関数はまず同じホスト上で同じユーザー名とパスワードで既に開かれている(持続)接続を探します。もし見つかった場合、新しい接続を開かずにその接続識別子を返します。
- 次に、スクリプトの実行が完了した後にSQLサーバーへの接続は閉じられず、この接続は以降の使用のために開いたままになります(mysql_close()はmysql_pconnect()で作成された接続を閉じません)。
文法
mysql_pconnect(server,user,pwd,clientflag)
パラメータ | 説明 |
---|---|
server |
オプションです。接続する必要があるサーバーを指定します。 ポート番号を含めることができます。例えば、"hostname:port"またはローカルソケットのパス、例えばlocalhostの":/path/to/socket"。 PHP 指令 mysql.default_host が未定義(デフォルト)の場合、デフォルト値は 'localhost:3306' です。 |
user | オプション。ユーザー名。デフォルト値はサーバープロセスの所有者のユーザー名です。 |
pwd | オプション。パスワード。デフォルト値は空パスワードです。 |
clientflag |
オプション。clientflags パラメータは以下の常量の組み合わせで使用できます:
|
返り値
成功した場合、MySQL 持続接続識別子を返し、エラーの場合は FALSE を返します。
ヒントと注釈
注釈:オプションパラメータ clientflag PHP 4.3.0 版から利用可能です。
ヒント:非持続的な接続を作成するには、以下を使用してください mysql_connect() 関数。
例
<?php $con = mysql_pconnect("localhost","mysql_user","mysql_pwd"); if (!$con) { die('Could not connect: ' . mysql_error()); } ?>