PHP show_source()関数

定義と用法

show_source()関数がファイルに対して構文ハイライト表示を行います。

この関数は highlight_file() の別名です。

構文

show_source(filename,return)
パラメータ 説明
filename 必須です。ハイライト処理するPHPファイルのパスを指定します。
return オプションです。trueに設定すると、この関数はハイライト処理されたコードを返します。

説明

この関数はPHP構文ハイライトプログラムで定義された色を使用して、 filename 内のコードの構文ハイライト版を使用しています。

多くのサーバーが phps 後缀のファイルに対して自動的にハイライト処理を行います。例えば、example.phpsを表示する際には、そのファイルが構文ハイライトされたソースコードが表示されます。この機能を有効にするには、以下の行を追加してください httpd.conf

AddType application/x-httpd-php-source .phps

返り値

もし return パラメータが true に設定されている場合、この関数はハイライトされたコードを返しますが、それを表示しません。それ以外の場合、成功すれば true、失敗すれば false を返します。

ヒントとコメント

警告:show_source() 関数を使用する際は、誤解を招くようなパスワードや他の種類の機密情報を無意識に漏らさないように注意してください。それがあれば、潜在的なセキュリティリスクが発生する可能性があります。

"test.php":

<html>
<body>
<?php
show_source("test.php");
?>
</body>
</html>

出力:

<html> 
<body> 
<?php 
show_source("test.php");
?>
</body> 
</html>

ブラウザで確認された結果はこのような感じです:

<html>
<body>
<code>
<span style="color: #000000"><html>
<br />
<body>
<br />
<span style="color: #0000BB"><?php
<br />show_source</span>
<span style="color: #007700">(</span>
<span style="color: #DD0000">"test.php"</span>
<span style="color: #007700">);<br /></span>
<span style="color: #0000BB">?><br /></span>
</body>
<br />
</html></span>
</code>
</body>
</html>