PHP fstat() 関数

定義と使用法

fstat() 関数は、開かれたファイルに関する情報を返します。

構文

fstat(file)
パラメータ 説明
pipe 必須。チェックする開かれたファイルを指定します。

説明

ファイルポインタ handle で開かれたファイルの統計情報を取得します。

この関数は、ファイルの統計情報を含む配列を返します。この配列には以下の要素が含まれます:

数字インデックス 関連鍵名(PHP 4.0.6 以降) 説明
0 dev デバイス名
1 ino 番号
2 mode inode プロテクションモード
3 nlink 接続数
4 uid 所有者のユーザー ID
5 gid 所有者のグループ ID
6 rdev デバイスのタイプ、inode デバイスの場合
7 size ファイルの大きさ(バイト単位)
8 atime 最後のアクセス時間(Unix 時間スタンプ)
9 mtime 最終修改時間(Unix タイムスタンプ)
10 ctime 最終変更時間(Unix タイムスタンプ)
11 blksize ファイルシステム IO のブロックサイズ
12 blocks 占めるブロックの数

ヒントとコメント

ヒント:この関数は stat() 関数は似ているが、それは既にオープンされたファイルポインタに対して作用するのではなく、ファイル名に対して作用します。

<?php
$file = fopen("test.txt","r");
print_r(fstat($file));
fclose($file);
?>

出力例:

配列
(
[0] => 0
[1] => 0
[2] => 33206
[3] => 1
[4] => 0
[5] => 0
[6] => 0
[7] => 92
[8] => 1141633430
[9] => 1141298003
[10] => 1138609592
[11] => -1
[12] => -1
[dev] => 0
[ino] => 0
[mode] => 33206
[nlink] => 1
[uid] => 0
[gid] => 0
[rdev] => 0
[size] => 92
[atime] => 1141633430
[mtime] => 1141298003
[ctime] => 1138609592
[blksize] => -1
[blocks] => -1
)