PHP array() 関数

名前が $cars のインデックス配列を作成し、3つの要素を割り当て、配列の値を含むテキストを印刷します:

<?php
$cars=array("Volvo","BMW","Toyota");
echo "I like " . $cars[0] . ", " . $cars[1] . " and " . $cars[2] . ".";
?>

実行例

定義と用法

array() 関数は配列を作成するために使用されます。

PHPでは、3種類の配列があります:

  • インデックス配列 - 数字的なインデックスを持つ配列
  • 関連配列 - 指定されたキーを持つ配列
  • 多次元配列 - 配列の配列を含む

説明

array() で配列を作成するとき、キーを省略すると、0から始まる整数キーが生成され、その後 1 で増えていきます。

array() を使用して関連配列を作成するには、キーと値を区切るために => を使用します。

空の配列を作成するには、array() にパラメータを渡しません:

$new = array();

注意:array() は実際には言語構造(language construct)であり、通常直接量配列を定義するために使用されますが、その使用法は関数の使用法と非常に似ており、そのためマニュアルに含めています。

構文

インデックス配列の構文:

array(value1,value2,value3,etc.);

関連配列の構文:

array(key=>value,key=>value,key=>value,etc.);
パラメータ 説明
key キー名(数値または文字列)を定義します。
value キー値を指定します。

技術的詳細

返値: 引数の配列を返します。
PHP バージョン: 4+
更新履歴:

PHP 5.4 以降、短配列構文を使用できます。array() を [] に置き換えます。

例えば、$cars=["Volvo","BMW"]; を $cars=array("Volvo","BMW"); に置き換えます。

さらに多くの例

例 1

名前 $age に関連配列を作成します:

<?php
$age=array("Bill"=>"60","Steve"=>"56","Mark"=>"31");
echo "Bill is " . $age['Bill'] . " years old.";
?>

実行例

例 2

インデックス配列の値を巡回し、印刷します:

<?php
$cars=array("Volvo","BMW","Toyota");
$arrlength=count($cars);
for($x=0;$x<$arrlength;$x++)
  {
  echo $cars[$x];
  echo "<br>";
  }
?>

実行例

例 3

関連配列の全ての値を巡回し、印刷します:

<?php
$age=array("Bill"=>"60","Steve"=>"56","Mark"=>"31");
foreach($age as $x=>$x_value)
  {
  echo "Key=" . $x . ", Value=" . $x_value;
  echo "<br>";
  }
?>

実行例

例 4

多次元配列の作成:

<?php
// 二次元配列:
$cars=array
  (
  array("Volvo",100,96),
  array("BMW",60,59),
  array("Toyota",110,100)
  );
?>

実行例